マリーナベイサンズの屋上でのサンライズヨガにふたりで

シンガポールのマリーナベイサンズ屋上での朝ヨガ 旅 x ヨガ

57階。屋上。自分のおへその向こう、両脚の隙間から空がちらりと見えて、思わず身震いをする。

シンガポールを代表するビュースポットの一つマリーナベイサンズ。その屋上展望台いえば、夜景を眺めたりルーフトップバーでお酒を楽しむ人々で夕方以降は大混雑の場所ですが、いまはまだ午前7時すぎ。futariは屋上に敷かれたヨガマットの上で、吹き抜ける風を直に感じながら、ダウンドッグのアーサナ中。まだ展望台がオープンする前で、ヨガクラスへの参加者だけによる貸し切り状態です。

シンガポールのマリーナベイサンズ屋上でのサンライズヨガクラスの様子
マリーナベイサンズ屋上で貸切状態でのサンライズヨガ

シンガポールはほぼ赤道直下のため、通念を通して日の出の時刻は変わらず、朝7時頃。ヨガの開始とともに、日は昇り始め、空の色がゆっくりと変わっていきます。眼下には朝焼けのシンガポール市内を一望でき、夜とは全く違ったこの国の表情に少しドキリとします。

ヨガクラスをリードしてくれるのは、英語の発音と外見からおそらくインド系の男性の先生。サンスクリット語のアーサナの呼び名も混えながら、また時にはデモンストレーションも見せてくれながら、ゆっくりと動いていきます。初心者向けだろうとタカを括っていたら、意外と逆転系のポーズなんかも途中に織り込まれてきて、ちょっとそわそわしながら、他の参加者の方たちと一緒にみんなでチャレンジ。

率直な感想は、「地に足がつかない」。おそらく気持ちの問題なのだけれど、地上57階ではいつも感じられるはずの安定感がなく、どうも心許ない。風が強く感じられたせいか、片足で立ったり、ダウンドッグや逆転など視線が空の方を向くようなポーズでは、思わずブルっと毛が逆立ってしまいました。

シンガポールのマリーナベイサンズ屋上でのサンライズヨガ

最後のシャバアーサナでは、しっとりと湿り気を含んだ強めの風、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの方から漂ってくるのであろう微かな緑の匂い、南国っぽさを助長するエキゾチックな鳥の声などが、一斉に全身の皮膚から入ってくる感じ。屋内のスタジオで練習している時とは違った開放感に身を沈めることができました。

やっぱり、ヨガはずっしりと大地を感じられたほうがいいかな。一方でまだ誰もいない静かなマリーナベイサンズを体験できるのはなかなか貴重。かの有名なインフィニティプールの横を通り抜けて、贅沢にも展望台を貸し切りできる特別感。マリーナベイサンズの55階、ラグジュアリーなフィットネスクラブのロッカーとシャワーも利用ができ、ちょっぴりエグゼクティブ気分を味わうことができました。

シンガポールのマリーナベイサンズ屋上

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